ロゴマーク 戦略室

 街の中で、活躍するピクトグラム


 

ロゴマークそのものではありませんが、制作する上に参考になるのが、ピクトグラムです。

社会の建物や公共の場、駅などで用いられている、目的や用途、危険や安全を文字情報ではなく、見てわかるサインとして、デザイン化されているものをピクトグラムといいます。

色や形や、用いられている場所が与える印象が、年齢や生活感覚がそれぞれ異なっていても共通している性質を利用したもので、言葉少なくても伝わる、デザインにおける、いわば社会的なボディランゲージです。

国際的にも共通するものがあります。

公衆の場におけるトイレの男女別、身障者・車椅子可、乗り物の優先席(高齢者、妊婦、けが人、子連れなど)やシルバーシート、工事中につき注意、立入り禁止などの危険信号、公共的な建物の中にある非常口、ゴミの分別のリサイクルなど、身の回りにいっぱいあります。

最近、ピクトグラムがカッコイイと、鉄道ではグッズとして販売され人気になっています。

JR東海の女性向「ピクトレイン」などで、パスケース、ハンドタオル、キーキャップ、マグカップなどです。

鉄道マニアでなくても、男の子がいる母親層にも、駅や東急ハンズなどでミュージアムグッズ感覚で買われているようで、洗練されたデザインやカラーが受けているのでしょう。

日本工業規格(JIS)では2001年に125項目を標準案内用図記号と決め、2002年から110項目をJISとして統一しています。

社会生活、利用者の心理、用途や目的など、人々に共通したイメージがありますが、ピクトグラムの考え方をロゴマーク制作にも取り入れ、企業の思想や深層心理につなげれば、より効果的なデザインづくりに役立ちます。

ブランド入りのペーパーバッグを持ち歩く心理も同じ路線にあるのでしょう。