ロゴマーク 戦略室

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 会社を遊び心で変える。

 アメリカの大手の映画会社M.G.M.(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の映画のトップシーンは、ライオンが「ウォーッ」と吠えるロゴマークから始まることで知られています。きわめて珍しいことですが、ヒッチコックのあるロマンティックミステリーの映画の場合、ロゴマークのライオンは鮮やかなグリーンでした。自分の映画のどこか1シーンにさりげなく自分が出ているヒッチコック一流の遊び心です。

 ロゴマークの知名度やイメージ、そしてCIが定着されていることが前提ですが、ロゴマークをハンコで押すように規格化したり、憲法を遵守するみたいではなく、時と場合によって、アレンジするくらいの遊び心があってもいいように思います。

 会社がシーズンイベントを展開するときに、ロゴマークを、たとえば春の桜のように、季節の色に変えたり、子供向けのイベントではアニメ風に遊んでみたり、セールによってはクリスマスの色やバレンタインの色になったり、と遊んでみるのも面白いのではないでしょうか。ふだん畏まっている人が、宴会などでちょっと意外な芸を見せてくれる程度の範囲内ですが。企業の考え方=CIなど基本がしっかりしていれば、ぶれません。ロゴマークそのものの変形を推奨しているのではなく、経営者=人間らしさの幅をいっているのです。

 会社のトレードマークであるロゴマークはふつう厳密に管理されていて、どんな場合も規格を踏み外さないものですが、1998年、ある芸術祭でgoogleのサーバーが管理者不在になったことがあります。韓国系アメリカ人の、デニス・ホワンさんは、クリスマスやオリンピック、記念日やイベントの度にウィットに富んだ特別仕様をバリエーションして、googleのロゴマークを、遊び心でアートに近いデザインでウェブに流しています。世界のgoogleならではのことですが。

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